鹿島がJFA審判委員会に抗議文 「選手名が特定されていることを問題視」の対応にファン反応「素晴らしい」「選手を守る大事な行動」
6月2日に行われた審判委員会のレフェリーブリーフィングがきっかけに
鹿島アントラーズは6月3日、「本日、JFA(日本サッカー協会)審判委員会に対してクラブから抗議文を提出しました」と発表した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
抗議文は、6月2日にJFA審判委員会が実施したレフェリーブリーフィングに対してものだという。
「弊クラブ所属の選手名を特定する形で発出されたコメントに対するものです。同委員会のコメントは、5月14日(日)の2023明治安田生命J1リーグ第13節 名古屋グランパス戦における当該選手の行為について言及されたもので、複数の報道機関やメディアを通じて拡散され、ウェブ媒体やSNSなどで同選手への批判が集まる状況となっております。
当該選手の行為について、クラブからは試合後に本人へ厳重注意を行いました。一方、試合日から本日に至るまで、同委員会からクラブならびに選手への注意などは受けておりません。それにも関わらず、公式戦直前のタイミングでレフェリーブリーフィングでコメントが発出されたこと、同ブリーフィングにおける各種コメントにおいて審判員が特定される表現や発言が避けられている中で、当該選手の行為については選手名が特定されていることをクラブとして問題視し、同様の事象発生を防ぐためにも、正式に抗議いたしました。
クラブでは今後もフェアプレーの精神を持ち、審判団とよりいい関係を構築しながら、日本サッカー界の発展に貢献していくよう努めてまいります」
鹿島は、JFA審判委員会から、試合日以降に、クラブ、選手への注意はなかったと明かしている。
クラブ公式ツイッターの当該投稿には、「素晴らしい対応」「選手を守る大事な行動」「正しい」「全面的に支持します」といったコメントが寄せられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)