香川の兄貴分が元独代表主将のシュバイニーを勧誘 移籍を決断すれば、浅野や細貝の同僚として共演も
シュツットガルトのグロスクロイツが共闘を熱望 加入すれば「僕らはみんなハッピー」
元ドイツ代表のキャプテンが日本代表FW浅野拓磨とMF細貝萌の同僚に――。そんな話が実現するかもしれない。ドイツ2部シュツットガルトの同国代表MFケビン・グロスクロイツが、マンチェスター・ユナイテッドで不遇の日々を送るMFバスティアン・シュバインシュタイガーをチームに勧誘していると、ドイツ紙「ビルト」が報じている。
シュバインシュタイガーは今季就任したジョゼ・モウリーニョ監督の構想外となり、セカンドチーム行きを命じられた。負傷者続出とチームの低迷を受けてトップチームの練習に参加できるようにはなったものの、今季はいまだ公式戦の出場がない。
そんな苦境に陥っている司令塔の状況を見かねたグロスクロイツは、元同僚との共闘を熱望し、シュツットガルトに勧誘している。
「彼は難しい時を過ごしている。でも彼は自分の置かれた状況をよく理解しているよ。彼はシュツットガルトから移籍の誘いを受けている。(実現すれば)僕らはみんなハッピーになる」
ドルトムントで同僚だった日本代表MF香川真司と親交が深いグロスクロイツ。2014年の夏にはユナイテッドで受難の日々を過ごしていた香川に電話し、ドルトムント復帰を呼びかけたほどの兄貴分として知られている。情に厚いベテランMFは元同僚シュバイニーの不遇にも気をかけているようだ。
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