浦和L、2年目のWEリーグで初優勝 大宮と“さいたまダービー”で大量得点の快勝

浦和レディースがWEリーグ制覇!【写真:徳原隆元】
浦和レディースがWEリーグ制覇!【写真:徳原隆元】

1試合残して優勝が決定

 三菱重工浦和レッズレディースが、2シーズン目のWEリーグで初優勝を飾った。6月3日の第21節、大宮アルディージャVENTUSとのホームゲームを4-0で快勝した。

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 浦和Lは前節のAC長野パルセイロレディース戦で、勝利すれば優勝のプレッシャーを受けるなか、敗戦。仕切り直してのホームゲームだった。試合前時点ですでに優勝の可能性は首位の浦和Lと2位のINAC神戸レオネッサに絞り込まれ、浦和Lは残り2試合で勝ち点1でも獲得できれば優勝というかなり優位な状況を作っていた。

 序盤からボールを支配して敵陣に攻め込む浦和Lが試合を優位に進めた。そして前半24分、パス交換からFW菅澤優衣香がMF猶本光に丁寧な落としのパスを出すと、左45度付近から猶本が左足でループシュート。これが鮮やかな曲線を描いてゴールに吸い込まれ、浦和Lに貴重な先制点が入った。

 さらに浦和Lは前半45分、右サイドのパス交換からFW島田芽依が抜け出して相手GKと1対1になると、冷静に足の間を抜くシュートを決めて2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

 勢いを止めない浦和Lは後半15分、ペナルティーエリア内まで切り込んだMF清家貴子が今季10点目となるゴールを奪いリードを3点に広げると、後半32分には相手の連係ミスもあり背後に抜け出した清家がこの日2点目のゴール。ホームの大きな声援を受けながら「さいたまダービー」を4-0で制した浦和は、勝ち点を49に伸ばして1試合を残しての優勝を決めた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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