FC東京DF森重真人、ファウル被害→アドバンテージなしのジャッジに不満のアクション

FC東京の森重真人【写真:Getty Images】
FC東京の森重真人【写真:Getty Images】

前半22分、横浜FMのDF松原健の厳しい寄せをこらえるも…

 FC東京は6月3日に行われたJ1リーグ第16節で、リーグ戦2位と好調の横浜F・マリノスをホームに迎えた。開始1分にFWアンデルソン・ロペスに先制ゴールを許す苦しい展開のなか、なんとか反撃に転じようとするFC東京だが、リーグ戦2試合連続完封勝利中の横浜FMの守備をなかなか崩せなかった。

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 そんななか前半22分、中盤で相手のパスをカットしたキャプテンの元日本代表DF森重真人が、出場停止明けの横浜FMのDF松原健のチェックに遭いながらも、ボールを前進させようとする。松原の厳しい寄せをかいくぐった森重が、ハーフウェーラインを超え、相手陣内に入り、カウンターのチャンスになりそうな場面で清水勇人主審が笛を吹いて流れを止めてしまう。

 アドバンテージを取らずに流していたら、チャンスになっていた可能性も高そうな場面だっただけに、森重はファウルが取られたと気づくと、両手を広げて不満の意を示し、ボールを強く蹴るような素振りを見せたが、こらえた。ボールを蹴ったあとも怒りは収まらず、一度は自分のポジションに戻ったが、再び清水主審の近くに行き、カードを要求して不満をアピールした。

 キックオフ直前には前節のヴィッセル神戸戦(2-3)でJ1通算450試合出場を祝うセレモニーも行われた百戦錬磨のキャプテンは、こうした細部が重要なことをよく知っているのだ。

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