ミランと正式な合意間近とされていた

　ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、イタリア1部ACミランへのフリートランスファーが目前とされている。欧州でも大きな話題となっている鎌田の去就だが、移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者が6月3日に、その状況をツイッターで更新した。

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　契約満了に伴い、今季限りでフランクフルトを退団する鎌田は、ドイツ1部ボルシア・ドルトムントやスペイン1部アトレティコ・マドリードなどが新天地候補に浮上してきたなか、最終的にセリエAで19度のスクデット獲得を誇る名門ミラン移籍へと迫っている。

　近日中にはミラン入りが発表されるとされ、イタリアでも多くの報道がある鎌田だが、ロマーノ氏は予定が変更になったことを伝えている。

「ACミランは鎌田大地のメディカルチェックの予定を組んでいない。当初は来週の頭に行われる予定だったが、予約をしていない状態で、正式に契約を結ぶことを待っている。現時点では、口頭でしか交渉は合意していない。契約書はサインされていない。そのため、ミランは警戒しながら待ち続けている」

　5月31日には、鎌田の代理人のジュゼッペ・ポッツォ氏が、ミランの取締役らと会談したとも報じられていたが、ミランの鎌田誕生には、もうしばらく時間がかかるのかもしれない。