チェルシー英代表MF、マンU移籍が浮上 個人条件で合意の可能性を英メディア指摘
チェルシーの下部組織出身MFマウント、契約延長交渉は不調
イングランド1部チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントは、下部組織から育ったクラブを離れる日が近づいているようだ。英メディア「90Min」は、同じイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと個人面での条件で合意に達したと伝えている。
今シーズン、4人の監督が指揮を執ったチェルシーは、リーグ 戦を12位で終え、来シーズンの欧州カップ戦出場権を逃している。巨額費を投じて選手を補強し続けたことから、今夏の移籍市場では選手の売却も求められるが、下部組織出身のマウントもその1人になるかもしれない。
2024年でクラブとの契約が満了するマウントは契約延長に合意しなければ売却されることをクラブ側から伝えられたという。交渉は不調に終わっており、記事では「マウントの父トニー氏は、この状況に対するチェルシーの姿勢に苛立ちを募らせており、ほかの選択肢を探ることにつながった」と伝えられている。
マウントの獲得には、プレミアリーグのリバプール、アーセナル、ニューカッスルも関心を示し交渉する機会を持っていたが、ユナイテッドが獲得レースをリード。マウントの関係者は提示された条件を前向きに捉えており、個人の条件面では合意に達した可能性を指摘している。
残るはクラブ間の交渉になると見られているが、ユナイテッド側の評価額が5000万ポンド(約87億円)であるのに対し、チェルシー側は7000万ユーロ(約122億円)以上の価値があると考えているようで、その差を埋められるかも焦点となる。
マウントは、来季からチェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督とも会談を持つとされているが、生え抜きのアタッカーは、どのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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