中東移籍浮上ベンゼマ、レアル残留?退団? スペイン紙本人直撃「なぜ未来について話す?」
アル・イテハドが関心と報道、本人はレアル残留を示唆
スペイン1部レアル・マドリードに所属する元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、サウジアラビア1部アル・イテハドからの関心が報じられている。去就動向が大きな注目を集めているが、ベンゼマ自身はマドリードを離れる意向がないようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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英紙「デイリー・エクスプレス」は、ベンゼマとカルロ・アンチェロッティ監督が「異例」の話し合いを行ったと報じた。フランス人ストライカーは、巨額のオファーを受けたとされ、レアル時代のチームメイトであり、現在はサウジアラビア1部アル・ナスルでプレーしているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと連絡を取り、現地の情報を収集したという。
そして、その結果、スペインを離れてサウジアラビアに渡ることを決意するとともに、レアルからフィジオセラピストを1人連れていくことをリクエストしたのだという。記事では「アンチェロッティ監督との会談で、ベンゼマがメディカルスタッフを連れていくことをリクエストしたかは不明だが、クラブは首脳陣が彼の考えを変えられない限りは、移籍すると予想している」と、報じられた。
しかし、スペイン紙「マルカ」は、渦中のベンゼマを取材。ベンゼマは「なぜ、僕が自分の未来について話さないといけないんだ? 僕はレアル・マドリードにいるんだ。現実はインターネットで伝えられているものではない。僕は自分がやってきた仕事を誇りに思っているし、マドリードでのすべての瞬間を楽しんでいた。練習場に行くのは、仕事ではない。僕はマドリードにいることを楽しんでいる。昨日、今日、明日のトレーニングもね」と残留を示唆するコメントをしている。
サウジアラビアから超高額オファーを受けているとされるベンゼマだが、アンチェロッティ監督との対話では、残留の意思を伝えていたのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)