マンU、主力DFが明かすプレミア得点王ハーランド封じのプラン 「僕らはチームとして…」

ラファエル・ヴァランがアーリング・ハーランドとの対戦に意欲【写真:ロイター】
ラファエル・ヴァランがアーリング・ハーランドとの対戦に意欲【写真:ロイター】

ヴァランがFAカップ決勝マンC戦のプランを明かす

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは今季最終戦となるFAカップ決勝で、宿敵マンチェスター・シティと対戦する。プレミアリーグ3連覇中の王者に挑むなか、フランス代表DFラファエル・ヴァランは今季公式戦52得点のエースFWアーリング・ブラウト・ハーランド封じのプランを明かしている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 ヴァランはライバルとの対戦に恐怖心はないかと問われ、「恐怖心? ない。なぜだ?」と自信を覗かせる。リーグ3連覇を達成し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とFAカップに三冠の可能性を残すチームが相手とはいえ、怯んだ様子は一切見せていない。

「すべての試合がチャレンジ。僕は自分自身にも、ほかのチームに対してもチャレンジするのが好きだ。最も重要なのは信じること。チームの調子がいいか悪いかは問題ではなく、目の前にあるチャレンジを受け入れ、勝利のためにベストを尽くすんだ」

 挑戦が困難であればあるほどモチベーションが高まるというヴァランは、相手のエースFWハーランド封じにも意欲を燃やしている。そのためのプランも頭にあるという。

「ハーランドは素晴らしい選手ということはみんなが知っている。だが、シティは危険が至るところにある。彼らはセットプレーから、ポゼッションから、そしてトランジションから得点することができる。僕らはチームとして、コレクティブなグループとして彼らを止めなければならない。DFとしてはハーランドとほかの選手とのコネクション、特に守るのが難しいパスを持ったデ・ブライネとのつながりを断ち切る。最後を止めるのではなく、手遅れにならないようできるだけ早い段階で彼らを止めたい。僕らはチームとして強くなければならない」

 ヴァランはリーグ最強の攻撃陣を誇るシティを相手にチーム一丸となって守ることが重要だと語り、その中でも特にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネとハーランドのホットラインへの警戒を強めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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