今季は公式戦32試合に出場して好セーブを連発

　ポルトガル1部ポルティモネンセに所属するGK中村航輔は、今季の活躍ぶりが評価されて6月にキリンチャレンジカップを戦う日本代表メンバー26人に選出された。そのプレーを評価しているのは、森保一監督だけではないようだ。ポルトガル紙「O Jogo」は、フランス1部リヨンからオファーがあったと報じている。

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　中村は今季、公式戦32試合に出場。シーズンをギリギリ残留の15位で終えたものの、多くの試合でビッグセーブを見せて評価を高めた。そんな中村に対して、リヨンは移籍金350万ユーロ（約5億円）を提示して、獲得に乗り出したという。しかし、4000万ユーロ（約60億円）に設定されている契約解除金とかけ離れており、ポルティモネンセは来季に向けて「最高の資産」を手放すつもりはないと即座にこのオファーを断ったようだ。

　ポルティモネンセにおける中村は「シーズンで最も輝かしいパフォーマンスをした選手の1人」と評価されており、2025年6月まで契約を残している。また、日本のクラブも獲得に関心を示しているとされるが、この契約解除金を満たすオファーを出せるクラブはほぼないだろう。

　今季のフランス1部リーグ・アンで7位となっているリヨンは、ポルティモネンセからの返答を受けて、条件を上げて再オファーをする運びとなるだろうか。