アーセナル10番、今夏売却プランの真偽は? 英メディア見解「放出するつもりはない」
負傷で出番が限られたスミス・ロウ、今夏に売却する噂が浮上
イングランド1部アーセナルのイングランド代表MFエミール・スミス・ロウは今夏の移籍の可能性が噂されていたが、売却するプランはないと英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。
アーセナル下部組織出身のスミス・ロウは17歳でトップチームデビューを飾るなどその才能を高く評価されてきた。2021-22シーズンから背番号10を託されるなど中心選手としての活躍が期待されている。
しかし、昨年9月に慢性的な負傷を抱えていた鼠径部の手術を受けた影響で今季は長期離脱。復帰後も出場機会は限られ、公式戦14試合、計195分のプレーにとどまった。
アーセナルは来季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に参戦することから今夏には大型補強が噂されている。補強費を確保するために選手の放出も必要になるなかで、スミス・ロウもオファー次第で放出される可能性が伝えられていた。
しかし、記事によれば「ガナーズはスミス・ロウを放出するつもりはない」という。来季は今季以上に重要な役回りを担うと期待されているようだ。
今季はイングランド代表FWブカヨ・サカ、ブラジル代表FW・ガブリエウ・マルティネッリなど同世代の若手アタッカーが躍動し、優勝争いをしたアーセナルを牽引していた。2021年に交わした新契約はまだ3年残っており、スミス・ロウには復活のための時間がまだ残されているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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