J1第11節延期分で広島と対戦

　J1第11節延期分が5月31日に行われ、浦和レッズはホームでサンフレッチェ広島と対戦した。後半の立ち上がりに1点を許したホームの浦和だが、後半27分にキャプテンのDF酒井宏樹が今季リーグ戦2点目となるゴールを決め、試合を振り出しに戻している。

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　前半からチャンスを作っていた浦和だったが、後半の立ち上がりに一瞬のスキを突かれる。MF川村拓夢のシュートをGK西川周作が弾いたボールをMF森島司に押し込まれ、先制された。

　1点ビハインドになった浦和は、ここからさらに攻撃の手を強める。後半22分には一気に3人の選手を交代すると、その5分後だった。右サイドでボールをキープしたMF関根貴大がMF伊藤敦樹にパス。伊藤が縦に入れたボールを、右サイドバックの酒井が受けて右足を振り抜き、日本代表GK大迫敬介の守るゴールをこじ開けた。

　ゴールを決めた酒井はボールをチームメイトが拾いに行ったのを確認すると、ゴール裏を赤く染めたファン・サポーターを短く煽って、すぐに試合再開に向けて自陣へと戻り、試合再開へと備えた。