躍進ニューカッスル、最新トレーニング施設に英注目 充実設備に「ワールドクラス」と反響
今季は4位フィニッシュでCL出場権を獲得
イングランド1部プレミアリーグは全日程を終了し、マンチェスター・シティの3連覇で幕を閉じた。ニューカッスルは4位でシーズンを終え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得したなか、クラブ公式YouTubeチャンネルでは刷新されたトレーニング施設の様子が公開されており、現地でも注目を集めている。
ニューカッスルは2021年10月、サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の主導で、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツアンドメディアからなるグループがクラブを買収したことを発表。世界でも最も資金力のあるクラブとして注目を集めた。
21-22シーズンはリーグ11位で終えたなか、迎えた今季は堂々の4位フィニッシュを達成し、来季のCL出場権獲得を達成。早くも大型補強の噂が上がっており、来季のチーム編成やCLでの戦いぶりにも期待が寄せられている。
そんななか、ニューカッスル公式YouTubeチャンネルでは、新しくなったクラブ施設の様子を公開。かつて公式戦398試合に出場し79ゴールをマークしたクラブOBの元ナイジェリア代表FWショラ・アメオビ氏が登場し、最新施設を案内している。
施設内には選手たちが汗を流すトレーニングルームや一流シェフが選手たちに栄養満点の食事を提供するランチルームに加え、スイミングプールや映像分析のためのシネマルームも完備。コメント欄では「ワールドクラスの施設」「驚くべきこと」「前後の比較が見たかった」など反響のコメントが寄せられた。
英紙「ザ・サン」でもニューカッスルの最新施設に注目し、その様子をレポート。「数百万ドルもの資金が、この愛すべき施設に投入されている」と最先端の設備を紹介した。
サッカー以外にもフットテニス台やバレーボールネットも設置。選手たちがリラックスできる設備が備えられ、「ピッチが新しくなったことで、本来の力を発揮することができるようになった」と、最新施設に注目した。
長年リーグ下位が続いていたなか、悲願のCL出場権を獲得したニューカッスル。来季以降、充実した最新施設でトレーニングを積んだ選手たちがどのようなパフォーマンスを示すのか注目だ。