GL敗退の主将・松木玖生が決意「必ず強くなって帰ってきます」 レアル中井もエール
U-20日本代表は22年ぶりにグループリーグで敗退
U-20日本代表は、アルゼンチン開催のU-20ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント進出にわずかな望みをかけて他国のグループリーグ最終戦を見守る形になったが、22年ぶりのグループリーグ敗退が決まった。主将としてチームを牽引したMF松木玖生は自身の公式インスタグラムを更新し、スペイン1部の名門レアル・マドリードのBチームにあたるカスティージャに所属する19歳MF中井卓大も反応している。
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日本は初戦をアフリカ王者セネガルに1-0で勝利していい形で大会に入ったものの、第2戦では南米の雄コロンビアに1-2で逆転負け。そして最終戦ではイスラエルを相手に先制して、相手が退場処分で10人になったあとに2失点して1-2の逆転負けを喫する失態を演じてしまい、勝ち点3の得失点差マイナス1のグループ3位で終えていた。
この大会は6グループの各組2位以内と、3位のうち上位4チームが決勝トーナメント進出する形式だった。しかし、最終日を残して3位の中で4番目の成績だった日本は厳しい条件になっていた。そして、E組とF組の試合が終わった時点で日本は3位の中で6番目の成績となり敗退が決まった。
過去にワールドユースとも呼ばれていた大会で日本がグループリーグ敗退を喫したのは01年大会以来。09年から15年まで4大会連続でアジア予選での敗退だったことから、出場大会では6大会ぶりに決勝トーナメント進出を逃す結果になった。
初戦のセネガル戦で強烈なミドルシュートを叩き込み、勝利に導いた松木は主将としてチームを牽引。コロンビア戦ではPKの失敗などがあり、悔しい思いをした。大舞台を終えた松木は自身の公式インスタグラムを更新。「U20WC応援ありがとうございました!必ず強くなって帰ってきます」と綴ると、代表で共闘した経験を持つ中井からは力こぶの絵文字が送られた。
ファンからも「いつか日本代表を引っ張る存在になって下さい」「強烈ミドル弾がかっこよかった」「胸張ってください!」「この敗戦が松木選手を強くする」と後押しする言葉が多く寄せられた。