“アシスト王”エジルがストライカー宣言! 「僕はゴール前で氷のように冷静」と自画自賛

新境地を切り拓くアーセナルの司令塔 今季公式戦7ゴールをマーク

 昨季、欧州主要リーグ最多19アシストを記録したアーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、新境地を切り開いたようだ。今季11節を終えたリーグ戦で3得点を挙げ、10月19日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)本拠地ルドゴレツ戦では、ハットトリックを達成。公式戦7ゴールと得点を量産しているエジルは、「僕はゴール前で氷のように冷静」とストライカー宣言をしている。

 ブレーメン、レアル・マドリード、アーセナルと3カ国でアシスト王に輝いた司令塔は、点取り屋としての才覚の芽生えを感じている。エジルはクラブの公式サイトで、次のように語った。

「監督は僕に、多くのゴールを決めることを求めている。練習でチャンスがあれば、シュートがほとんど入っていることを彼は見ている。シュート練習でも多くのゴールを決めている。彼は僕がゴール前で氷のように冷静で、(その姿を)試合のピッチでも見たがっているんだ」

 ストライカーとしての覚醒は、アーセン・ベンゲル監督の要求によるものだという。エジルは1日のCL敵地ルドゴレツ戦でスルーパスに抜け出し、飛び出してきた相手GKを浮き球でかわすと、追いすがるDF2人を嘲笑うかのようなフェイントで抜き去り決勝ゴールを決めていた。冷静沈着に決めた自身の落ち着きぶりについて、「氷のよう」と自画自賛している。

 

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