トレーニングマッチでG大阪と徳島が対戦

　J1ガンバ大阪とJ2徳島ヴォルティスが5月29日、トレーニングマッチで対戦した。G大阪のダニエル・ポヤトス監督は古巣凱旋となったなか、徳島公式ツイッターではかつてともに戦った監督と選手たちの再会シーンを公開している。

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　ポヤトス監督は、20年7月にギリシャ1部パナシナイコスで監督としてのキャリアをスタートさせ、同年10月に徳島の新指揮官に就任。昨季は徳島でリーグ最少失点タイ（42試合35失点）を誇る堅守のチームを作り上げ、今季からG大阪に活躍の場を移した。

　ポヤトス新体制で新シーズンを迎えたG大阪だったが、現在リーグ戦15戦を終えた時点で最下位に。しかし、5月28日に行われたリーグ戦第15節アルビレックス新潟戦（3-1）で今季2勝目を挙げ、ここから巻き返しを図ろうとしている。

　一方の徳島は今季リーグ戦18戦を終えて16位。直近のリーグ戦第18節FC町田ゼルビア戦（2-1）では、FW柿谷曜一朗の決勝ゴールで首位チーム相手に逆転勝利を収め、G大阪と同様にここからギアを上げようとしている。

　そんななか、5月29日にG大阪と徳島がトレーニングマッチを実施。公式戦同様に45分間の前後半を戦い、4-1でG大阪が勝利した。これを受けて徳島公式ツイッターでポヤトス監督と徳島の選手たちとの再開シーンが公開されると、「素敵なチームだなぁ」「ヴォルティスの歴史の1ページ」「笑顔での再会はいいね」「心が和む」「いい光景」などコメントが寄せられ、徳島サポーターもポヤトス監督との再会を喜んだ。

　カテゴリーは違えど、前節の勝利で浮上のきっかけを掴んだG大阪と徳島。ポヤトス監督が関わったクラブがリーグ中盤戦の注目チームになれるだろうか。