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JFA、ディズニーと女子普及事業2年目で新プログラムを発表 前年より3.25倍のコラボフェスを開催
今年は3プログラムを実施し全国で26回を開催
JFA(日本サッカー協会)は5月29日、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とともに2022年より取り組んでいる女子普及事業の2年目の施策について説明会を実施した。女子委員長の佐々木則夫氏が出席。2年目の取り組みでは初心者向けのフェスティバル「First Touch」の拡大と、新たなプログラム「Second Touch」の新規スタートを発表した。
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新プログラムは小学生以下のサッカー未経験者、初心者を対象に、サッカーの楽しさを体験できる練習やミニゲームで構成されるプログラム。参加料は無料で、3回参加するとオリジナルデザインキーホルダーがプレゼントされる。2013年にスタートした「JFAなでしこひろば」において、未経験者、初心者の小学生以下で参加無料の条件を満たすのは「Second Touch」となる。一方、なでしこひろばは年代を問わない。
今年2年目となる取り組みだが、昨年は未経験、初心者向けのフェスティバル「First Touch」を開催。東京、青森や大阪など全国8会場で開催し、合計1470人(735組)のファミリーが参加した。未経験者の誘引にディズニー効果は大きく、サッカー興味層の背中を押した実績がある。今年は拡大を目指し、前年比で3.25倍となる合計26回を開催予定(2022年は8回)。また、今年は3プログラム「First Touch」「First Touch Premium」「Second Touch」を通して機会の拡充を図る。「First Touch Premium」は小学1年生~3年生のサッカー初心者、未経験者とその保護者を対象に行われる。
今年はワールドカップ(W杯)イヤー。佐々木委員長は「私たちが優勝した2011年の反省を生かす」として、2030年に20万人登録を実現するために早め早めに施策を打つことを明かした。当時は各都道府県と連携する基盤を構築できていなかったため、戦略的な好循環に持ち込めず頭打ちとなった。そのため、各都道府県にコーディネーターを配置したり、このようなフェスティバルを実施してきた。世界でトップクラスを目指すためのきっかけにしていくつもりだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)