J2山口、フアン・エスナイデル氏の新監督就任を発表 現役時代はレアルなどで活躍「攻撃的でダイナミックなチームを目指す」
過去には千葉でも指揮を執った
J2レノファ山口は5月29日、元アルゼンチン代表で現役時代はレアル・マドリードなどで活躍したフアン・エスナイデル氏が新監督に就任したことを発表した。6月8日からチームに合流し、同11日のJ2リーグ第20節ヴァンフォーレ甲府戦から指揮を執る。
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エスナイデル氏は、ヘタフェやジェフユナイテッド千葉で監督を歴任。アルゼンチン代表としては3試合に出場した経験を持つ。
新監督は「レノファ山口FCの新しい監督に就任できて、とても嬉しく思います。会長をはじめ、社長や強化部が信頼してくれ、この場に導いてくれたことに感謝しています。私が今回レノファに来ることを決めたのは、クラブも私もリニューアルを信じているからです。チームがこれまでやってきたことに、私が貢献したいことを組み合わせることで、私たち自身のアイデンティティ、スタイルを確立できると考えました。良い結果が得られることを確信しています」と、山口を率いる決断した理由を明かした。
また、新たなスタイルとして「敵陣にプレスをかけ、ボールを奪い返し、得点チャンスを生み出す、攻撃的でダイナミックなチームを目指します」とビジョンを明らかにし、「ファンの皆さまにも私たちのスタイルを共感してもらい、熱い試合を楽しんでいただきたいです。 今は、すぐに山口に行き、スタッフや選手たちと仕事を始めたいと思っています。よろしくお願い致します」と、心待ちにした。
山口は今季18試合を終えて4勝6分8敗の19位に低迷。今月8日には名塚善寛監督の解任を発表し、中山元気コーチが暫定的に指揮を執っていた。
渡部博文社長は「6月1日より新監督としてフアン・エスナイデル氏を招聘することとなりました。今の選手とレノファの実績を理解したうえで、勝つためのアプローチができること、コンパクトな守備の構築と複数得点の期待ができるという点で選定いたしました。エスナイデル氏はジェフユナイテッド市原・千葉の監督としての指導実績、さらにスペインの強豪クラブでの選手経験もあり、リーダーとしての気質も高く評価しています。まずはレノファの現状を打開するため、守備を再構築し、よりアグレッシブなサッカーを展開していきたいと考えています。今後については、就労ビザの手続きが終わり次第、現場指揮を執る予定です。それまでの期間は連絡をとりながら、引き続き中山氏の指揮のもと、勝利を目指し戦っていきたいと思います」と、エスナイデル新監督を招聘した訳に触れている。
(FOOTBALL ZONE編集部)