「カシマの地で美しい一撃を決めた」 オランダ誌がA代表初ゴールの小林を特集

15日に対戦するサウジの指揮官がオランダの名将であることにも言及

 日本代表MF小林祐希(へーレンフェーン)は11日の国際親善試合オマーン戦に途中出場し、後半アディショナルタイムにA代表初ゴールをマークした。この活躍は現在プレーするオランダの現地誌「フットボールインターナショナル」電子版でも速報で特集されている。

 後半23分にMF永木亮太(鹿島)に代わって送り出された小林は、ボランチでのポジションでピッチに立った。得意の左足から球足の長いスルーパスを狙うなど自らの持ち味を発揮。後半アディショナルタイムには、左サイドから原口元気が入れた速いクロスがファーサイドに流れ、小林がワントラップから利き足ではない右足でシュートを叩き込んだ。

 A代表2試合目にしての初得点に、自らの存在を誇示するかのように両手を広げてガッツポーズ。小林の代表初ゴールで4-0とした直後にタイムアップとなった。

 この活躍ぶりを同誌は試合終了直後に配信。「ユウキ・コバヤシは自身二度目の日本代表戦で確かな結果を残した。オマーン戦で自身にとって代表初ゴールをマーク。6月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でデビューしたコバヤシはこの日、カシマの地で美しい一撃を決めた」と記している。

 また、15日にロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で対戦するサウジアラビア戦についても言及。サウジの指揮官が、かつて南アフリカW杯でオランダを準優勝に導いたベルト・ファン・マルバイク監督であることに触れている。エールディビジで存在感を高めつつある小林と、母国の名将であるファン・マルバイク監督の激突はオランダでも注目されているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi

 

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