「もはや魔法」　柿谷曜一朗、球速コントロール逆足“変態パス”にSNS騒然「意味不明」

決勝ゴールを奪った町田戦の終盤に見せたワンプレーが話題に

　徳島ヴォルティスは5月28日のJ2リーグ第18節FC町田ゼルビア戦で2-1の逆転勝利を飾り、ホーム2連勝をマーク。FW柿谷曜一朗が後半に決勝ゴールを決める活躍を見せたなか、球速を巧みにコントロールした絶妙パスシーンが話題を呼び、SNS上では「意味不明」「もはや魔法」などと驚きの声が相次いでいる。

　J2首位を走る町田をホームに迎えた徳島は先制を許して迎えた後半29分、MF杉本太郎のパスを起点に最後はFW森海渡が同点ゴールをマーク。さらにその6分後、ショートコーナーからMF白井永地が送ったグラウンダーのクロスを柿谷がニアサイドで合わせて逆転に成功した。

　今季6ゴール目の決勝弾で勝利に大きく貢献した柿谷は、自慢のテクニックで観る者を魅了。とりわけ注目されたのが終盤のワンプレーだった。後半アディショナルタイム、ピッチ手前側でボールを持つと前方を敵に囲まれるなか、利き足とは逆の左足アウトサイドでパスを選択する。

　前に出されたボールは回転がかかり軌道が変化。それに合わせるかのように大外からオーバーラップしたDF西谷和希の足もとへピタリと合う絶妙なパスへつながり、スタジアムからは思わず歓声も。惜しくもチャンスは生まれなかったものの、柿谷らしい天才級の技が光った場面だった。

　球速を見事にコントロールした柿谷の圧巻パスシーンはSNS上で話題を呼び、「なにこれ」「何この変態」「意味不明」「やっぱ天才だ」「もはや魔法」などと驚きの声が続々。今季、古巣の徳島に加入後、徐々に真価を発揮し始めたテクニシャンのプレーが大きな反響を呼んでいた。