定位置争いの質問には「ボランチだったんで」

　歯に衣着せぬ物言いで“ビッグマウス”が定着しつつある小林。試合後のインタビューでは香川真司（ドルトムント）、MF清武弘嗣（セビージャ）らとのトップ下での定位置争いで「ポジションを奪いたいと話していましたが？」と問われると、簡潔に答えた。

「ボランチだったんで、ポジション違ったんですけど、アピールできたことはよかったです」

　自らが輝くならば、トップ下でもボランチでも関係ない――。力強い言葉には、へーレンフェーンで出場機会を伸ばし、代表でもレギュラーを奪おうとする野心を感じさせた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images