イニエスタ、バルサ戦で“古巣復帰”!?「アイデアとして半分ずつプレー」 更なる仰天プランの提案も「シャビもプレーしたらいい」
6月6日に神戸はバルサと対戦する
ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが5月25日に神戸市内で会見を開き、今夏限りで退団することを表明した。イニエスタは、日本での大事な2試合として、6月6日に行うFCバルセロナとの親善試合、自身のラストマッチとなるJ1リーグ第19節北海道コンサドーレ札幌戦を挙げた。そのなかでも、古巣バルサとの一戦では、「半分ずつプレーする」プランがあると自身の公式ツイッターで明かし、限定的な“バルサ復帰”の可能性が浮上した。
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39歳のイニエスタは、バルサの下部組織で育ち、スペインリーグでは9回の優勝、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で4回の頂点に輝いた。そして、2018年に16シーズンプレーしたスペインの名門FCバルセロナを退団し、神戸へ完全移籍で加入。卓越したテクニックと戦術眼で攻撃を司り、クラブ初タイトルとなった19年度の天皇杯優勝などに貢献した。2021年5月に神戸との契約延長に合意し、2023年までの2年契約を締結。J1リーグ通算113試合に出場、21ゴールを挙げたが、今季はチームが首位を走る一方で3試合、38分間の出場にとどまっていた。これが、シーズン途中で退団を決断する大きな理由となったと会見でも話していた。
そのなかで、6月6日のバルサ戦はイニエスタにとっても思い入れ深い一戦となる。自身の公式ツイッターでは、今季限りで退団することが発表されている元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツとテレビ電話する様子を公開。対戦を心待ちにし、会話を弾ませる2人だが、イニエスタは「アイデアとしてはバルサとヴィッセル、半分ずつでプレーすること」と明かすと、ブスケッツは「本当に?」と驚く。それに「うん、少し昔を思い出しながら楽しめたらなって」と返していた。ブスケッツは「監督(シャビ・エルナンデス)もプレーすればいいんだよ」とさらに“提案”し、「君と対戦すること、可能なら一緒にプレーすること、スペクタクルなことだね」と、喜んでいた。
もし実現すると、日本でバルサの“黄金の中盤”が見られるかもしれない。ファンからも「バルサとしてのイニエスタのプレイが見れるやばい」「実現したら胸アツ」「全て実現してほしい!」と興奮の声があふれていた。