「26億円はあまりに低い」 古橋亨梧の“過小評価”に英メディアが指摘「ストライカーに必要なものを全て備えている」
最終節でも2得点し、得点王も目前
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は現地時間5月27日のリーグ戦最終節のアバディーン戦(5-0)に先発出場し、2得点する活躍で勝利に貢献した。今季リーグ戦得点を「27」としてシーズンを終え、リーグMVPに続いて自身初の得点王獲得も目前となった。
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セルティックの2冠達成の立役者となった古橋にはイングランド1部クリスタル・パレスからの関心が伝えられており、今夏の去就が注目を集めている。そうしたなかで英メディア「Football365」は「プレミアリーグのクラブは亨梧のために行列を作るべきだが、セルティックは日本の宝石に最高額を要求すべき」と古橋について報じている。
同メディアはゴールを量産する古橋について「(元スコットランド代表)パット・ネヴィンを思い起こさせる。三笘(薫)と同様にフィジカル面の不足を素晴らしいボールコントロールとオフ・ザ・ボールのランニングで補い、対応の遅いDFを困らせるトリックも持っている」としたうえで「彼はトップレベルのストライカーに必要なものを全て備えており、スコットランドのフットボールを見ていない人は彼の本当の実力に衝撃を受けるだろう」と絶賛した。
古橋は移籍情報サイト「Transfermarkt」による市場価値は900万ユーロ(約14億円)とされ、実際の移籍金は1500万ポンド(約26億円)程度とも言われている。しかし、記事では「彼は2025年まで契約しているが、プレミアリーグの金満クラブが獲得に乗り出せば、彼をキープすることができないことをセルティックも理解しているはず。クリスタル・パレスが行列の先頭にいると噂もあるが、提案されている1500万ポンドという金額はあまりにも低い。これはイングランドにおけるスコットランドに対してのバイアスが反映されている」と古橋が実力を過小評価されているとの主張を強調した。
スコットランドで決定力に磨きをかけた古橋は世界最高峰のプレミアリーグでも十分に通用すると期待を懸けられているようだ。