三笘薫のドリブル技術「生まれ持った才能」 デ・ゼルビ監督が語る日本人MFの“天賦の才”
ブライトンの伊指揮官、三笘の能力に言及「本当に優れた才能」
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、ここまで公式戦40試合に出場し10得点7アシストをマークするなど、チームの攻撃を牽引する主力へ成長。1対1の局面を打開する無双ドリブルでインパクトを放ってきたなか、イタリア人のロベルト・デ・ゼルビ監督がその能力の有能さを指摘し「生まれ持った才能」と見解を明かしている。
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三笘は昨季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍し、公式戦29試合に出場して8得点4アシストと結果を残して、ブライトンへ帰還。今季はプレミアリーグ初挑戦となったなか、世界最高峰と言われる舞台で堂々たるパフォーマンスを見せ、ブライトンの主力へ上り詰めた。
グレアム・ポッター前監督退任後、デ・ゼルビ監督就任後に定位置を確保した三笘は、切れ味鋭いドリブル突破で度々脅威を発揮。チャンスメイクだけでなく、ゴールやアシストでの貢献も見せ、ブライトンを躍進へ導いたイタリア人指揮官から絶大な信頼を寄せられている。
三笘といえば、筑波大学時代にドリブル研究に没頭しその成果として残した卒業論文が海外でも話題に。日本人アタッカーのドリブルテクニックはこの研究で身に付けられたものだとの見方もある一方、デ・ゼルビ監督はスポーツチャンネル「SPOTV NOW」で公開されたインタビューで“天賦の才”であるとの見解を語った。
「彼は大学でドリブルを研究したかもしれませんが何よりも両親のおかげだと思います。彼は生まれ持った才能を持っています。もちろんボールポゼッションやボックス内での決定力などは改善しなければなりませんが、1対1の状況やスペースを活かした攻撃をする際には特別な才能があります。彼は本当に優れた才能を持つ良い選手です」
インタビューでは続けて「これからどれくらい成長できるか」とも問われ「ブライトンにとってもそうですが、彼にとってもあと1年このチームに残ってプレーすることが重要だと思います。将来彼はビッグクラブで重要な選手になれると思いますが、彼はもう1年我々と一緒にいる必要があるのです」とコメント。ビッグクラブ行きはひとまず封印し、もう1年、ブライトンで研鑽を積むことを勧めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)