メッシを封じアルゼンチンの攻め手を奪う

　本拠地の大歓声を受けたブラジルは、2年前のブラジル・ワールドカップ準決勝ドイツ戦で1-7の惨敗を喫した「ミネイロンの惨劇」の舞台で、宿敵アルゼンチンを粉砕した。

「アルゼンチンが攻勢に出た際、試合内容が向上し、劣勢を乗り越える方法を学んだ。このチームは日々成長している。アルゼンチンは時々、我々を凌駕して問題を起こし、フェルナンジーニョはすでに警告を受けていた。我々はメッシをエリア内から遠ざけ、決定機を作られる回数を減らさなければいけなかった」

　チッチ監督はこう語った。ブラジル代表は攻勢を強め、メッシを守備に忙殺させた。世界最高の名手を守勢に回すことで、アルゼンチンの攻め手を奪ったと分析。戦略の勝利だったと、宿敵に完勝したチームを称えている。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images