古橋亨梧、神戸で共闘したイニエスタに最大の感謝 得点量産の原点「出会えて良かった」
神戸退団の決定したイニエスタへ感謝を述べる
ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今夏限りで退団する。かつて同じチームで師弟関係を築いた日本代表FW古橋亨梧(セルティック)が「彼は本当に多くのことを教えてくれた」と改めて感謝の言葉を述べた。
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今シーズンのPFAスコットランドのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)を受賞した古橋。2018年夏にJ2のFC岐阜からJ1神戸にステップアップした古橋は、イニエスタとのホットラインで得点を量産する。
2018シーズンはリーグ13試合に出場し5ゴールをマーク。翌年には31試合で10ゴールと二桁得点の活躍を見せると、20シーズンは12得点、21シーズンは15得点と爆発し、21年夏にセルティックへと渡った。
今シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで23ゴールの活躍を見せており、得点ランク単独トップの成績だ。そんな古橋のイニエスタへの思いを英紙「デイリー・レコード」が報じている。
同紙ではセルティックTVの取材に対して答えた古橋のコメントを掲載。「彼は本当に多くのことを教えてくれたと思う。ピッチで一緒にプレーすることで、自分の資質を高めることができたし、時には自分らしくプレーすることを勧めてくれたので、自分にとって本当に貴重な時間だった」と神戸時代を振り返っている。
「ピッチの外では、彼という人物を本当に尊敬しています。言葉では言い表せないほど、アンドレスのことは好きですし、ヴィッセル神戸で一緒にプレーできたことをとてもうれしく思っています」
「神戸でイニエスタと出会っていなかったら、自分の人生はどうなっていたか」という質問に対しては「難しい質問ですね。すでに一緒にプレーしているので、もし出会っていなかったらどうなっていたのか想像もつかない。それくらい、彼と一緒にプレーした経験は豊かで、出会えて良かったと思います」と感謝の言葉を表した。
「本当に大好きです。アンドレスと一緒にプレーした時間は、僕を大きく成長させてくれた、本当に貴重な時間だったと思う。これから先、彼がどんな形で活躍するかはわからない。彼にはできるだけ長くプレーしてほしいと思っています。国は違うけど、もっとゴールを取れるようにより頑張ります」
愛あるメッセージをイニエスタに向けて贈った古橋。6月には久々のA代表招集も叶い、今後のさらなる活躍が期待される。イニエスタとの経験も、その礎を築いた部分の1つであるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)