元イングランド代表FWコリモア氏が選定、スター選手と肩を並べる

　イングランド1部ブライトンの日本代表MFの三笘薫が元イングランド代表選定の今季ベストイレブンに選出された。プレミア初挑戦の26歳はリーグ得点記録を打ち立てたノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドらスター選手と肩を並べている。

　現役時代にリバプールなどでプレーした元イングランド代表FWスタン・コリモア氏が英メディア「Caughtoffside」で今季のプレミアリーグベストイレブンを選定。マンチェスター・シティの3連覇に大きく貢献したハーランドやベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、ポルトガル代表DFルベン・ディアスの3人やアーセナルのキャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーなど錚々たる顔ぶれが名を連ねている。

　今季大躍進を遂げたブライトンとニューカッスルからもそれぞれ3選手ずつがリスト入り。ブライトンからは三笘、エクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャン、同代表MFモイセス・カイセド。ニューカッスルからはイングランド代表GKニック・ポープ、同代表DFキーラン・トリッピアー、オランダ代表DFスヴェン・ボトマンが選ばれた。なお、最優秀監督にはニューカッスルのエディ・ハウ監督が選出されている。
　
　三笘は最終節を残した段階で32試合（うち先発24試合）に出場し、7得点5アシストをマーク。開幕直後はベンチスタートが続いていたが、グレアム・ポッター前監督が退任し、ロベルト・デ・ゼルビ監督就任後に定位置を確保した。

　特にカタール・ワールドカップ（W杯）以降の活躍は目覚ましく、左サイドからのドリブルで対戦相手に脅威を与える存在となっていた。最近ではアーセナルなどビッグクラブからの関心も盛んに報じられるようになった。強烈なインパクトを残し、リーグを代表する選手として高く評価されたようだ。