WEリーグ浦和L、悲願初Vは持ち越し 長野戦で1-2敗戦…アウェーで先制も逆転負け
勝利すれば初優勝が決まる一戦、後半に2失点して優勝はお預け
三菱重工浦和レッズレディースは、5月27日のWEリーグ第20節でAC長野パルセイロとアウェーで対戦し、1-2の敗戦。勝利すれば2シーズン目にして初優勝が決まるゲームだったが、それは持ち越しとなった。
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浦和は残り3試合で2位のINAC神戸レオネッサに勝ち点7差、3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザに勝ち点9差の首位に立っていたため、この試合に勝利すれば優勝が決まる条件だった。
その浦和は前半11分、右サイドでMF猶本光がボールを持つと中央方向へカットインしながらラストパス。このボールを受けたMF島田芽依が冷静に相手GKの動きを見極めた右足シュートを流し込んで先制に成功した。
しかし、その後は長野がコンパクトな守備ブロックからのショートカウンターを狙う試合展開に持ち込んで、FW川船暁海のシュートがクロスバーを叩くなどチャンスも作っていった。そして後半23分、長野は主将のMF大久保舞がゴール前に速いアーリークロスを入れるとMF三谷沙也加が飛び込んでGKの判断を迷わせ、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
さらに後半45分、長野は敵陣左サイド深くでボールをキープしたところからFW瀧澤莉央が切り込んでラストパスを送ると途中出場のMF鈴木日奈子が蹴り込んで逆転に成功した。
浦和はこのまま1-2で敗れ、この試合で優勝は決まらなかった。リーグ戦は28日にINACとベレーザが対戦し、浦和とどちらかのチームに優勝の可能性が絞られる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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