エジルが週給3300万円を希望も合意ならず… モウリーニョ監督が宿敵から“教え子”強奪図る

ユナイテッドも来年1月の強奪は困難と認識しているが…

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、レアル・マドリード時代の教え子で宿敵アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルの強奪に打って出る可能性が浮上した。英地元紙「ザ・サン」が報じている。

 エジルはアーセナルと契約延長交渉を進めているが、いまだ合意には至っていない。すでに週給14万ポンド(約1800万円)と高給のエジルは、25万ポンド(約3300万円)までの増額を求めているという。だが、アーセナルは16万ポンド(約2100万円)の提示で、大幅に開きがある状況だ。

 間隙を縫ったのがアーセン・ベンゲル監督の宿敵モウリーニョ監督だ。湯水の如く移籍金をマーケットに投入しているユナイテッドは、エジルの要求額の支払いを申し出ているという。

 2012年にリーガタイトルを手にしたレアル時代の師弟関係となるエジルとモウリーニョ監督だが、指揮官も「エジルはユニークだ。彼は世界最高の10番なんだ」と絶賛したことがある。

 ユナイテッドも来年1月の強奪は困難と認識しているが、契約期間残り1年となる今季終了後なら十分に強奪の可能性があると見ているようだ。アーセナルのトップ下に君臨するエジルをユナイテッドが引き抜けば、2012年シーズンのオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーの移籍以来の衝撃のディールとなる。因縁が一層深まりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング