「僕は大ファン」 三笘薫を絶賛の元英代表MF、来季去就に持論「夏に適切な資金が入れば行かないとは言えない」
レドナップ氏が三笘の今後に見解「誰にでも値段はある」
日本代表MF三笘薫は、イングランド1部ブライトンで大きな活躍を見せている。すでに6位以上が確定し、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を手に入れた。次のシーズンへ向け夏の移籍情報も活発になるなか、元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は三笘がこの移籍市場で「需要がある可能性」を指摘している。
三笘は今シーズンここまで公式戦10ゴールをマーク。プレミアリーグでは昨年12月の第17節サウサンプトン戦以降は23試合連続で出場し、22試合で先発起用されている。ロベルト・デ・ゼルビ監督に重宝され、ここまで活躍してきた。
直近のリーグ戦延期分の第32節マンチェスター・シティ戦(1-1)で勝ち点「1」を手に入れ、最終節を残して今季の6位が確定。そんな躍進するチームでインパクトを残した三笘には、数々のビッグクラブから獲得へ大きな関心が寄せられていた。
ただ、デ・ゼルビ監督は三笘について「少なくとももう1シーズン指導を受けることで、恩恵を受けるだろう」と残留への期待をコメント。そうしたなか、英地元メディア「Sussex Express」は元イングランド代表MFレドナップ氏の推察を紹介している。
レドナップ氏は「デ・ゼルビの嘆願にもかかわらず、ブライトンを去る可能性があるスター」として三笘を指名。記事では「ブライトンとの契約は2025年6月までだが、彼のパフォーマンスはアーセナル、ニューカッスル、マンチェスター・シティなど、プレミアリーグの巨人たちの目に留まっている」とし、指揮官が述べた発言を受けて持論を展開した。
「ファンタスティックな選手だ。彼とは対戦したくないね。1対1の勝負では、彼に負けないようにしなければならない。僕は大ファンなんだ。彼は素晴らしいサインをクラブと交わした。信じられないほどだ。彼はすべてを持っているし、素晴らしい労働倫理も持っている。でも、誰にもわからない。もし、夏に適切な資金が入れば、その選手が行かないとは言えない。誰にでも値段はあるが、彼は素晴らしいフットボーラーだ」
三笘の持つ能力を認めつつ、金額次第では放出の可能性もあると主張したレドナップ氏。果たして、来季ブライトンに残りELを戦う三笘を見ることはできるのだろうか。