ミラン本田は“ゼロからゼロへ” 伊紙が「無名選手に転落」と中国か米MLSにゼロ円移籍と報じる
モンテッラ体制下で戦力外状態 1月の放出は既定路線か
ACミランの日本代表FW本田圭佑が、来年1月の移籍市場で中国の上海上港か米MLSのクラブに「ゼロからゼロ」の“都落ち移籍”となる可能性が浮上している。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。
本田は今季公式戦での先発出場がわずか1試合。出場時間も81分間にとどまっている。背番号10はヴィンチェンツォ・モンテッラ政権で完全なベンチメンバーと化しており、「この日本人はモンテッラ監督の下では無名選手に転落した」と酷評されている。そして、去就問題については「本田圭佑のミランでの冒険は終点に着いたようだ」「1月にアディオ、MLSか中国か」と、移籍は既定路線と指摘している。
本田は2014年1月に加入後、出場機会を手にしてきた。「常に懸命に全力を尽くすため、すべてのミランの監督から評価されていた。セードルフからミハイロビッチ、インザーギとブロッキも、だ。でも現在、困難な時期を迎えている。1月に本当にオファーが来たら、彼は考慮するかもしれない」とリーグ3位に躍進し、暗黒時代を乗り越えようとしている現在のミランで、ついに戦力外となってしまった苦しい現実を指摘している。
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