怪物ハーランド、得点関与数でプレミアタイ記録 最終節で新記録樹立なるか
プレミア初年度で36得点8アシストを記録
イングランド1部マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、現地時間5月24日に行われたプレミアリーグ第32節延期分のブライトン戦(1-1)でイングランド代表MFフィル・フォーデンの先制ゴールをアシストした。リーグの最多得点記録を塗り替えたゴールマシンは得点とアシストを合計した得点関与の数で元フランス代表FWが持つリーグ最多記録に並んだ。
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントから鳴り物入りで加入したハーランドは期待に応えて開幕直後からゴールを量産し、プレミアリーグでは4度のハットトリックを含む35試合で36得点をマークしている。シーズン42試合制だった1993-94シーズンのFWアンディ・コール氏と1994-95シーズンのFWアラン・シアラー氏による34得点がこれまでのシーズン最多得点記録だったが、ハーランドは加入1年目で塗り替えた。
ゴール数だけでも驚異的だが、8アシストも含めると今季得点への直接関与は「44」に到達。データ分析会社「オプタ」によれば、これは2002-03シーズンに元フランス代表FWティエリ・アンリ(アーセナル/24得点20アシスト)に並ぶシーズン最多タイ記録だという。
今季のプレミアリーグも残すは最終節のみ。チームを3連覇に導いた22歳のストライカーはプレミアリーグの歴史にどれほどの記録を残すのだろうか。
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