森保監督、21歳のパリ五輪世代・川﨑颯太を初招集「常にメンタル的に安定」 国内組の森下&川村にも期待
15日に豊田でエルサルバドル代表と、20日に吹田でペルー代表と対戦
JFA(日本サッカー協会)は5月25日、日本代表が6月に行うキリンチャレンジカップのメンバー26人を発表した。15日に豊田スタジアム(愛知)でエルサルバドル代表と、20日にパナソニックスタジアム吹田(大阪)でペルー代表と対戦する。
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昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後、初の公式戦となった3月の国際Aマッチウィークで、日本はウルグアイ代表(1-1)、コロンビア代表(1-2)と対戦し、1分1敗。森保ジャパン第2次政権下では未勝利に終わっている。
FW古橋亨梧(セルティック)やGK中村航輔(ポルティモネンセ)ら復帰組がいるなかで、初招集にDF森下龍矢(名古屋グランパス)やMF川﨑颯太(京都サンガF.C.)、MF川村拓夢(サンフレッチェ広島)が名を連ねた。
川﨑は2001年生まれの21歳パリ五輪世代。京都のアカデミーで育ち、今季は14試合に出場している。森保監督は「チームで継続的にレギュラーとして、なかなかチームの順位としては厳しい戦いを強いられているなかでも常にメンタル的に安定してプレーできている。(パリ)五輪チームではレギュラークラスとしてプレーしているなかで、A代表の戦力としても可能性がある選手だと思う。経験を生かして日本の戦力となってもらえるように、A代表、五輪代表、所属チームに経験したことを還元してもらいたい。本人の成長に何よりもつながるA代表の経験にしてもらえたら」と、期待を寄せた。
また名古屋でプレーする26歳の森下については「グランパスでチームもJリーグのトップを走っているなかで、両サイドでどちらでもハードワークしながらチームの勝利に貢献している。かなり上下運動もできるし、クオリティーの部分でもチャンスに絡んで、守備も戻って貢献している。実際に初招集だけどカタールW杯までの1チーム2カテゴリーで活動してきたなか、五輪チームでは招集していて毎日見ているわけではないが、試合でのパフォーマンスを見て成長が見受けられた」と、国内で磨かれた技術を評価した。
川村についても「攻守ともにアグレッシブに戦いながら、Jリーグのトップの中で戦っていてチームのダイナモとして攻守ともに幅広くプレーに関わりながら存在感を発揮している」と、運動量の多さに魅力を感じたとしつつ、「守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから自らもペナルティーエリアに入ってシュートできる、周りも生かせる。アグレッシブなプレーがJリーグの戦いでも見せている」と、その存在感の高さに期待して招集したと明かした。