神戸退団のイニエスタ、5年間を過ごしたJリーグの未来に見解 「ポジティブなことしか思い浮かばない」

常にベストコンディションを求められる環境は「良かった」
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが5月25日、神戸市内で退団会見を実施。今夏限りでチームを離れるなかで、Jリーグの未来については「ポジティブなことしか思い浮かばない」と答えている。
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2018年4月にスペイン1部FCバルセロナを退団し、翌5月に神戸へ完全移籍で加入。これまで6シーズンにわたってチームの中心を担ってきたが、今季はチームが首位を走る一方で、自身は3試合計38分間の出場にとどまっていた。
イニエスタは退団を決めた理由を「ずっと自分はここで引退する姿を想像してきた。しかし、時に物事は希望や願望通りにいかない。まだまだプレーを続けピッチで戦いたい気持ちがある。ここ数か月ピッチで激しい練習をしてピッチに立つ準備はできていると感じてきた。ただ、監督の優先順位が違うところにあるのも感じてきた。最終的にはここを去るのがベストな決断だとクラブとの話し合いで決めた」と説明。同時に、39歳の今なお現役続行への意欲も示している。
会見の最後に「Jリーグの未来」について質問を受けたイニエスタは「本当にこのリーグにはポジティブなことしか思い浮かばない。バルサを退団した時に、これからも自分のベストのレベルでプレーしたい、競争の環境でプレーしたいと思ってここに来たが、そういう環境が整っていると思う。今後も成長を続け、世界のサッカーリーグについて考える時に頭に浮かぶリーグになってほしい。個人的にはベストコンディションであることを常に要求されるリーグだったので、その点については良かった」と、見解を述べていた。