神戸退団で涙のイニエスタ、日本とJリーグに感謝 「特別な感情がある」「かけがえのない経験」
神戸退団とともに現役続行の意思も示す
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが5月25日、神戸市内で記者会見を実施。今夏限りでの退団が発表された。
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2018年4月にスペイン1部FCバルセロナを退団し、翌5月に神戸へ完全移籍で加入。これまで6シーズンにわたってチームの中心を担ってきたが、今季はチームが首位を走る一方で、自身は3試合計38分間の出場にとどまっていた。
イニエスタは退団会見の途中で涙ぐみながら、「このクラブで多くの素晴らしい仲間に囲まれながら、人としてもプロとしても大きく成長できた。サッカーだけでなく、この素晴らしい国の文化も体感できた。家族を歓迎してくれたこの国に特別な感情がある。5年間はいいことも苦しいこともあった。物事が思うようにいかない昨シーズンのような苦しい時期もあった。そういう経験がチームと仲間たちをより強くしてくれたとも思う」と言及。「Jリーグと日本の皆さん、何度感謝してもしきれない。この国で5年間生活できたこと、このリーグで5シーズンプレーできたのはかけがえのない経験だった」と、日本へ感謝した。
会見内では現役続行の意思を示したイニエスタ。「これは永遠の別れではない。この素晴らしい国との関係性はこれからも大事にしているし、定期的に訪れる。最善の形で日本サッカー界に貢献できるように今後も務めていきます」と、日本との関係も継続していきたいと希望を口にしていた。
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