アーセナルVSマンU、右SBの新戦力争奪? 英見解「ユナイテッド移籍のほうが地位を確立」
レバークーゼン所属のフリンポンの獲得に関心か
イングランドのプレミアリーグでは、マンチェスター・シティが2試合を残して優勝を決めた。シーズンの大半で首位に立っていたアーセナルは、終盤に失速。2003-04シーズン以来の優勝に届かなかった。来季に向けた補強に動いているなか、日本代表DF冨安健洋と同じ右サイドバック(SB)の新戦力獲得に乗り出しているようだ。英メディア「HITC」が伝えている。
冨安の負傷もあり、右SBにイングランド代表DFベン・ホワイトをコンバートしていたアーセナルは、そのポジションの補強に動いているようだ。現在、ターゲットとなっているのはドイツ1部レバークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンだという。
2019年から21年にはスコットランド1部セルティックにも在籍していた22歳には、マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督も関心を寄せているといい、同メディアは夏の移籍市場でアーセナルへの移籍よりもユナイテッド行きを希望すると見ている。
記事では「アーセナルとユナイテッドは大きなクラブであり、世界的なブランド力がある。どんな選手にとっても魅力的だろう。しかし、フリンポンはガナーズよりも、ユナイテッドに移籍したほうが、早くトップチームで地位を確立できるはずだ」と伝えられている。
理由として「ベン・ホワイトがアーセナルの右サイドバックのファーストチョイスであり本職はセンターバックだが、今季極めて良くやった。冨安健洋もアーセナルにとって良い右SBのオプションだ。(ユナイテッドの)ディオゴ・ダロットとアーロン・ワン=ビサカも良い右SBだが、後者はオールド・トラフォードを離れる可能性がある」と記され、アーセナルの選手層の厚さが決め手になると指摘している。
(FOOTBALL ZONE編集部)