ソシエダD・シルバ、負傷で今季絶望 「シーズンに別れを告げた」と現地メディア指摘
アルメリア戦の前半に途中交代、筋肉系の負傷で残り2試合欠場へ
スペイン1部レアル・ソシエダは、5月23日に行われたラ・リーガ第36節のアルメリア戦に日本代表MF久保建英のゴールで1-0の勝利を収めた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位にいるソシエダだが、この試合で元スペイン代表MFダビド・シルバが負傷。スペイン紙「マルカ」は、「ダビド・シルバはシーズンに別れを告げた」と、今季中の復帰が絶望的であると報じている。
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ソシエダの中心選手として、今シーズンの公式戦33試合で3得点7アシストを記録しているシルバは、前節のFCバルセロナ戦(2-1)を欠場し、アルメニア戦で先発に復帰した。しかし、キックオフからわずか20分、足に不調を訴えてMFブライス・メンデスと交代でベンチへ退いていた。
ソシエダはこのあと、アトレティコ・マドリード、セビージャとの2試合を残しているが、来季のCL出場を決める重要な2試合をシルバ抜きで戦うことになるという。記事では「ダビド・シルバは昨日、シーズンに別れを告げた。アルメリア戦でわずか20分で交代となったが、筋肉系の負傷であり、片方の足のヒラメ筋を痛めている」とし、残り2試合のリーグ戦を欠場すると報じた。
バルセロナ戦は、膝に不安があり出場を回避させたと明かしたイマノル・アルグアシル監督は、「私たちはリスクをかけて試合に臨んだ。ダビドが100%ではないことを承知していたからね。膝の怪我ではないが、ヒラメ筋やふくらはぎに生じた小さな負傷だ。これにより残りの2試合は欠場することになるだろう。最悪の負傷ではなかったことだけが、せめての救いだ」と、コメントしている。
久保との好連係も相手の脅威になっていたシルバだけに、その欠場は大きな打撃となる。来季のCL出場確定まで勝ち点2としているソシエダは、ベテラン不在の窮地で結果を得ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)