J2大宮、4勝2分11敗の最下位で謝罪 降格圏脱出・プレーオフ進出へ決意表明「必ず這い上がります」

大宮は17節を終え最下位に(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
大宮は17節を終え最下位に(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

第17節終了時点で勝ち点「14」で最下位に

 J2大宮アルディージャが5月24日、公式ホームページ上で声明を発表した。「大宮アルディージャにかかわるすべての皆さまへ」と題し、リーグ戦第17節終了時点で4勝2分11敗の最下位という結果を受け、「多大なるご心配をおかけしておりますこと、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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 5月19日には相馬直樹監督が退任し、原崎政人コーチの新監督就任が発表され新たなスタートを切ったなか、直近の5月21日に行われたリーグ戦第17節ベガルタ仙台戦(1-1)で引き分け、9試合勝利から遠ざかっている。

 昨季もリーグ19位と下位に低迷し、再起を図った今季も序盤から失速。チームの状況を受け、公式ホームページでファン・サポーターに向けて声明を発表した。

 声明は以下のとおり。

「いつも大宮アルディージャを応援いただいております、ファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さま、ホームタウンの皆さま、大宮アルディージャにかかわるすべての皆さま、どんなときでも変わらぬ熱いご声援と多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。

今シーズン、相馬監督体制の下、昇格争いに絡み続け昇格を目指すチームを創るために『前への意識に重心を置き、球際に強く、攻守の切り替えの早いアグレッシブなサッカー』を目指しました。しかしながら、第17節終了時点で4勝2分11敗の最下位という結果が出ていない現状を重く受け止めております。皆さまのご期待に応えられていないこと、多大なるご心配をおかけしておりますこと、心より深くお詫び申し上げます。

現在のチームの置かれた状況を打破していくために、苦渋の決断ではありますが、相馬直樹監督との契約を第16節いわき戦をもって解除いたしました。昨シーズン、チームが大変苦しい時期に監督を引き受けていただきました相馬直樹 監督に心より感謝申し上げます。

後任の原崎政人監督は現状の課題を踏まえ、攻守のバランス改善、選手の特徴が生きるポジション配置、戦い方をより明確にすることで、まず大きな課題である、『失点の多さ』、『得点力不足』を改善することに着手しております。試合で最後まで全力で走り抜くこと、絶対に勝つという姿勢を全員で体現できるように、日々の練習から厳しさ、激しさを求めていきます。一つひとつ勝利を積み上げ降格圏脱出、そしてプレーオフを目指し必ず這い上がります。

ファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さま、ホームタウンの皆さま、そして大宮アルディージャにかかわるすべての皆さまに笑顔をお届けできるよう、どんな状況でも諦めることなく戦い、勝利を目指して取り組んでまいります。引き続き、大宮アルディージャへのご支援とご声援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

2023年5月24日 大宮アルディージャ 代表取締役社長 佐野 秀彦」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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