久保は「ラ・リーガの今をときめく選手」 華麗な個人技弾を現地称賛「今やメッシを見ているよう」
前半アディショナルタイムに今季9ゴール目をマーク
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間5月23日に行われたラ・リーガ第36節アルメリア戦で前半アディショナルタイムに決勝点を挙げ、チームを1-0の勝利に導いた。右サイドからカットインし、左足でゴールネットを揺らしたプレーを、スペイン紙はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)や元オランダ代表MFアリエン・ロッベン氏のようだと称えている。
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ソシエダは前半20分に元スペイン代表MFダビド・シルバが交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われる。アルメリアのコロンビア代表FWルイス・スアレスが前半36分に一発退場となり、数的優位に立ちながらゴールを割れなかったなかで、同アディショナルタイムに久保がスコアを動かす。
右サイドでボールを受けると、ペナルティーエリア内で対峙したアルメリアDFサムエル・コスタをかわして中央に切れ込み、左足を一閃。ファーサイドへ鋭いシュートを突き刺し、今季リーグ戦9ゴール目で先制点をもたらした。
右サイドからのカットインは元オランダ代表MFロッベン氏の代名詞。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表を世界一に導いたメッシも、右サイドから崩しての左足シュートを得意としている。
スペイン紙「AS」は、「久保はこのとんでもないゴールでCL(UEFAチャンピオンズリーグ)を引き寄せた」と取り上げ、「今やメッシやロッベンを見ているようなものだ。「チームに勝ち点3をもたらす大きな一撃。リーガ・エスパニョーラの『今をときめく選手』であることを証明した」と、世界的名手クラスの輝きを放っていたと称賛していた。