原口が見据える日本代表“4戦連続ゴール” 「ヘルタで取れてない分、得点への思いは強い」
9月のタイ戦から3試合連続ゴール中 「出た試合は全部取りたい」
日本代表で3試合連続ゴール中のFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)は、11日の国際親善試合オマーン戦を前に「大事なのは(15日の)サウジアラビア戦」としつつも、「得点への思いは強い。明日も取りたい」と4試合連続ゴールへの強い意欲を口にした。
原口は、これまでのワールドカップアジア最終予選のゲームで、初戦のUAE戦(1-2)では残り15分での途中出場だったものの、第2戦のタイ戦で先発のチャンスを掴むと先制ゴール。続く10月のイラク戦とオーストラリア戦でもゴールと、3試合連発となっている。MF香川真司(ドルトムント)やMF清武弘嗣(セビージャ)もプレー可能な左サイドのアタッカーとして、一挙に攻撃陣で主役級の活躍を見せているが、その現状には満足していないと明かしている。
「ライバルを意識はしていないので、僕は出た時に僕の仕事をすることに100%意識して準備している。もちろん、頭の片隅には誰がいるというのはありますけど、それよりも日本が勝つことを考えている。3試合連続というよりも、出た試合は全部(ゴールを)取りたい。もちろん、それはヘルタもそう。代表は間が空いているから、ヘルタで取れていない分、得点への思いは強い。明日も取りたいなと思っているので」
原口はこれまでも、常に現状に満足せずに上を目指す向上心を隠さずに発言してきた。前日にはDF長友佑都(インテル)が、「若手はもっとギラギラしていい」と報道陣に発言していたが、その枠には自分が当てはまらないという自負も持っている。
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