「狂気の沙汰」 英プレミアで物議の判定、足裏タックル→まさかのレッド回避に現地騒然
ニューカッスルMFギマランイスがレスターMFソマーレへ危険タックル
イングランド1部ニューカッスルは、現地時間5月22日に行われたプレミアリーグ第37節でレスター・シティと対戦し、スコアレスドローに終わった。この試合でニューカッスルMFブルーノ・ギマランイスが足裏タックルを見舞ったものの、退場を回避した判定が物議を醸している。
現在リーグ戦で3位と好順位に付けており、引き分け以上で来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるニューカッスルは、ホームに残留争いをするレスターを迎え撃った。試合は序盤からニューカッスルがボールを支配する展開が続き、幾度となくチャンスを作るも相手GKの好セーブやシュートが3度ポストに嫌われる不運もあり0-0のドローで終わった。
そんななか試合開始直後の判定が話題に。前半8分、ギマランイスはレスターMFブバカリー・ソマーレのトラップ際を狙いタックルを試みる。しかし、ボールには当たらず足裏がソマーレの膝付近に入り、イエローカードが提示された。
この激しいプレーにレッドカードが出ないことに加え、主審もOFR(オンフィールド・レビュー)を実施しなかったことから物議に。英メディア「スポーツ・バイブル」は「VARの検証でレッドカードを免れファンは大混乱」と見出しを打ち注目している。
記事では「無謀なチャレンジでレッドカードを受けるべきだったとファンたちは確信している」と綴られ、SNS上に寄せられたファンの声を紹介。「レッドカードであるべき」「最低でもOFRするべきだ」「狂気の沙汰」「もうルールがわからない」と、判定に対する懐疑的な反応が多く寄せられたことを伝えていた。