ブライトンGKスティールが三笘について語った

　イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、公式戦39試合に出場して10得点7アシストという数字を残している。ピッチ内で好印象を残している三笘だが、チームメイトであるGKジェイソン・スティールは、ピッチ外での様子を語った。英地元メディア「Sussex Express」が報じている。

　ブライトンは現地時間5月21日に行われたプレミアリーグ第37節のサウサンプトン戦に3-1で勝利し、先発出場した三笘は前半40分にFWエバン・ファーガソンのゴールをアシストした。この勝利でブライトンは来季のUEFAヨーロッパリーグ（EL）出場をほぼ確実にしている。

　スティールは三笘について問われると、「選手として、彼は素晴らしいよ。でも、それ以上に人として、彼はもっと素晴らしいんだよ。信じられないほど素晴らしい人間性なんだ。彼を見るだけで、1日が輝いたものになる。僕が人生で見てきた誰よりも、努力をする。あれだけいい選手だ。チームを毎試合、引っ張っている姿は見ているだろう？」とコメントした。

　そして、三笘の最大の特長を問われると「みんなが彼のドリブルを重要だと思っているのは、理解できる。でも僕からすると、チームのために尽くそうとする意志、彼のパフォーマンスをチームのために出し切ろうと捧げる点。それが彼の最大の特長だと思う。ピッチ上で加速する必要がある時、彼はそうしてくれる。得点が必要な時には、点を取るかアシストをしてくれる。でも、彼はそれらをチームのためにやろうとしているんだ。それこそが最も重要なことだ」と称賛の言葉を並べた。

　ビッグクラブからの関心も報じられる三笘だが、チームメイトたちからも極めて高い評価を得ているようだ。