チェルシー22歳MFがチームメイトへ不満? 試合中のリアクションに英紙脚光「憤慨して腕を振っていた」
エンソ・フェルナンデスが両腕を広げたリアクションのシーンに脚光
イングランド1部チェルシーは、現地時間5月21日のプレミアリーグ第37節マンチェスター・シティ戦で0-1の敗戦。12位に転落したチーム状況を表すワンシーンに現地メディアが脚光を当てている。
すでに他会場の結果から、今季のプレミアリーグ優勝を決めたシティとの対戦となったチェルシー。前節ノッティンガム・フォレスト戦(2-2)で勝ち切れず、低迷の続くなか迎えた大一番は、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの1点を守り切ったシティが強さを見せつけた。
この敗戦で英紙「ザ・サン」が注目したのは、アルゼンチン代表の22歳MFエンソ・フェルナンデスのリアクションだ。試合のなかでフェルナンデスは、ドリブルでボールを運びつつ周囲を確認。その際、「パスを出す相手がいないことに憤慨して腕を振っていた」と記事では指摘している。
この場面では、相手陣地でボールを持ったフェルナンデスの前方に味方は1人しかおらず、左のスペースは広大に広がっていた。同紙は「チェルシーの1億700万ポンド(約170億円)のスターが、同僚に不満を示す姿が見られた」と状況に触れ、元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏が「フェルナンデスが“迷子”になっているように見える」と同情したコメントを残していることを伝えている。
今冬イギリス史上最高額となる170億円でチェルシーへ加入した若きMFは、クラブ内での苦境に苦しんでいるのかもしれない。