ハリル監督の視線はサウジ戦へ 右足打撲の香川、オマーン戦出場可能かは「明日の様子を見る」
帰国後も別メニュー調整が続く 「ダメならリスクは取りたくない」
日本代表MF香川真司が、11日の国際親善試合オマーン戦への出場が微妙な状況にあることが明らかになった。10日に行われた試合前日会見で、バヒド・ハリルホジッチ監督が明かしている。
香川は今回の11月シリーズの前に、所属するドルトムントでのラストゲームとなった5日のブンデスリーガ第10節ハンブルガー戦(5-2)をメンバー外で欠場していた。現地メディアでは、10月29日の第9節シャルケ戦(0-0)の試合中に右足を負傷したと伝えられていたが、7日に帰国した後の代表練習でも別メニュー調整が続いている。
ハリル監督はオマーン戦の出場は最後まで検討するものの、本番が15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦であることも強調している。
「香川真司は打撲を抱えて日本に帰ってきた。彼の治療を続けてもらって、プレーするかは明日の様子を見る。今のところ、少しのトレーニングと、少しの治療という状況です。明日の試合前に彼を信頼していいのか考えたい。もしダメなら、リスクは取りたくないと思っている。そうなれば残念なことですが、たくさんプレーしていない選手にもチャンスを与えたいし、彼に対する決断は明日になる」
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