王者マンC、6年で5度目プレミアV 無類の強さに英脱帽「アンタッチャブルズだ」
チェルシー戦前に3連覇決定、他の追随を許さない実績に英注目
ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは今季プレミアリーグで3連覇を果たした。この6年で5度目の優勝と無類の強さを誇る王者には「アンタッチャブルズ」の愛称が付けられることになった。
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現地時間5月20日に行われた試合で2位アーセナルがノッティンガム・フォレストに0-1で敗れ、その時点で3年連続7度目の優勝が決定していた。3連覇王者となったシティは優勝決定の翌日、本拠地エティハドにチェルシーを迎えた。
ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネやノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドなど主力選手をベンチスタートとするなどターンオーバーを実行したが、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスのゴールで低迷するチェルシーを1-0で撃破。ホームのサポーターの前で優勝に華を添える白星を挙げた。
英紙「デイリー・メール」のオリバー・ホルト記者は自身の記事で「2003-04シーズンのアーセン・ベンゲルのアーセナルが『インビンシブルズ』なら、グアルディオラのシティは『アンタッチャブルズ』だ」と称した。
03-04シーズンのアーセナルはプレミアリーグで史上初となるシーズン無敗優勝を成し遂げ、それによって“無敵”の愛称を手にした。シティは無敗とはいかなかったが、直近6年で5度目の優勝という他の追随を許さない実績を残した。“アンタッチャブルズ(並ぶもののない)”という愛称はその強さにふさわしいものと言えるだろう。
今季はさらにUEFAチャンピオンズリーグとFAカップでもそれぞれ決勝に駒を進めており、歴史的な3冠達成の可能性も残している。彼らの快進撃はどこまで続くのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)