サウサンプトン戦後に実施されたセレモニーでの一コマが話題

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間5月21日のプレミアリーグ第37節サウサンプトン戦で先発出場。今季リーグ戦5アシスト目をマークし、3-1勝利に貢献した。試合後、会場でファンに感謝を示すセレモニーが実施されたなか、愛妻と並んだワンシーンが注目を集めている。

　主戦場の左サイドでピッチに立った三笘は前半7分、左サイドでこぼれ球を拾った流れから決定機を迎えたが、右足で狙ったシュートは惜しくも枠外へ。さらに同21にも、ハイプレスからのボール奪取でGKと1対1のビッグチャンスを迎える。ここで冷静にシュートを放つもボールをゴール左ポストに当ててしまい絶好機を逸した。

　それでも1-0とリードして迎えた同40分、自陣の左サイドでパスをカットした三笘が躍動。対峙したMFロメオ・ラビアを振り払いそのまま縦へドリブルで進むと、アタッキングサード付近から右足のアウトサイドでクロスを入れ、FWエバン・ファーガソンの追加点をお膳立てした。

　三笘の今季5アシスト目となる活躍もあり、ブライトンは後半にも1点を加点して3-1勝利。勝ち点を61に伸ばしたブライトンは6位に付け、残り1試合の7位アストン・ビラとは同3差に。現状での得失点差（16）から残り2試合を残して来季UEFAヨーロッパリーグ（EL）出場権獲得が決定的な状況となった。

　試合後には今季ホーム最終戦（24日のマンチェスター・シティ戦／ホームは延期分のため）に集ったファンに感謝を示すセレモニーが実施され、選手とその家族がピッチ上へ。昨年7月に大学時代から交際していた女性との入籍を発表していた三笘は愛妻と並んでピッチを歩き、仲睦まじい姿をお披露目した。

　ブライトンの公式YouTubeチャンネル上でアップされたセレモニーシーンには三笘夫妻の姿が捉えられ、貴重なワンシーンがSNS上で話題に。ファンからは「超衝撃的」「お似合い」「微笑ましい」「いい奥さんもらったな」「可愛い」などの反応が寄せられ、試合後の光景に熱視線が注がれていた。