G大阪サポーター連合、“応援ボイコット”の経緯を説明 「決してネガティブな意図を持ち行動したことは無く…」
横浜FM戦前に「90分を通して応援しないことを決定致しました」と異例の声明
ガンバ大阪は5月20日に行われたJ1リーグ第14節横浜F・マリノス戦で0-2の敗戦。試合前には、G大阪サポーター連合がツイッター(@gambasupporter)で「本日の試合は試合前から90分を通して応援しないことを決定致しました」と異例の声明を発表するなど、話題を呼んだ。翌21日、G大阪サポーター連合は“応援ボイコット”に至るまでの経緯を同ツイッターで説明している。
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開幕から1勝のみで最下位に沈むG大阪。4連敗で迎えたホームの昨季J1王者・横浜FM戦でまさかのリーグ戦5連敗を喫した。試合の開催前、クラブを応援する「G大阪サポーター連合」が“応援ボイコット”の声明を公表。SNS上では賛否の声が上がっていた。
そうしたなか、翌21日にG大阪サポーター連合が再びツイッターを更新。「昨日までの経緯について」と題し、“応援ボイコット”に至った過程を説明している。
「5/3のダービー敗戦後に、連合内にてここ数年の低迷、近年のダービーの結果、今季の結果・状況、選手の姿勢等の理由から 今後の応援に対し議題に上がり 協議を行いました。議論の中で 名古屋での応援ボイコット実施案が 出ましたが連合内の協議で、やるならホームの方が メッセージ性も与える影響も大きいことから ホームで行う方がいいのではないか。と、意見が上がり連合の総意で 名古屋、浦和の結果次第ではホーム横浜でのボイコットも 有り得るという結論に至り、名古屋では試合前のみボイコット それ以外浦和含めやり切る共通認識を持ち決断致しました。
そして、浦和での敗戦後 クラブに対し選手との対話を 要求しましたが断られ代わりに 中口強化部長との話合いを行いました。しかし、納得のいく回答が得られませんでした。現状、取り得る能動的アクションでの 最終手段がボイコットしかないという状況から 最終的に踏み切りました。過去のゴール裏の過ちを決して忘れてはいませんが、これらの現状下で取れる手段の最終系が 『ボイコット』であった点。我々の唯一出来る『応援』を放棄する決断故に 批判していただくことも理解しております」(一部抜粋)
ここ数試合でのクラブとのやり取りを明かしたうえで、試合後の選手とのやり取りや、連合メンバーの思いを続けて綴っている。
また今後については、「今回の行動によって混乱を生みご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と謝罪を述べたうえで「決してネガティブな意図を持ち行動したことは無く選手や監督スタッフとより強固な信頼関係築き一丸となりこの苦境を乗り越え未来の栄光に繋げる為に起こした行動であるということをご理解ください。次の試合からまた熱く激しくチームへのサポートを行うつもりです。異論等あるとは思いますがガンバ大阪が一丸となりここから這い上がりたいと思いますのでよろしくお願い致します」とクラブの勝利を願う思いを改めて公表していた。