三笘薫は「来季も重要な役割を果たす」 ブライトンに「売りすぎ」警告を英メディア提示
マック・アリスター、カイセドは退団濃厚とデ・ゼルビ監督も覚悟
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ初挑戦で30試合に出場して7得点4アシストと堂々たる成績を残している。ブライトンは主力選手の流出が噂され、三笘もアーセナルやチェルシーといったビッグクラブからの関心が頻繁に取り沙汰されているが、英メディア「CaughtOffside」は三笘まで売却するのは危険だと警鐘を鳴らしている。
今季17勝7分11敗でプレミアリーグ暫定6位につけ、欧州カップ出場権獲得の可能性を残しているブライトン。主力のエクアドル代表MFモイセス・カイセド、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、三笘に移籍の噂も多く飛び交っている。
チームの指揮を執るデ・ゼルビ監督は、現地時間5月14日に行われたプレミアリーグ第36節アーセナル戦(3-0)後に英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに対し、「間違いなく(今夏に)何人かの選手を失うことになるだろう。それはカイセドかもしれないし、マック・アリスターかもしれない。新しくいい選手を連れてくる準備をしなければならない」と語り、反響を呼んでいた。
英ラジオ局「talkSPORT」によれば、カイセドはアーセナルのトップターゲットになっている状況。そのなかで、マック・アリスターに加え、三笘まで流出となれば、その後に影響が出ると記事では指摘している。
「ブライトンはこれまで、スター選手のやりくりに上手く対処してきたが、やり過ぎには注意が必要だ。三笘が他の選手と一緒に退団することは、おそらく“売りすぎ”になる可能性が高い。三笘は今季シーズンを通してずっと見ていて楽しい選手であり続け、来季もクラブで重要な役割を果たすだろう」
ブライトンは三笘の慰留を成功させられるか、今後の動向に注目が集まる。