控え降格のチェルシーGK、ロンドンの好敵手トッテナムが関心 監督が選手数縮小を希望も追い風か
今季公式戦12試合の出場にとどまっているメンディに白羽の矢
イングランド1部チェルシーのセネガル代表GKエドゥアール・メンディは今季、負傷もあって公式戦12試合の出場にとどまっている。契約交渉が難航しているなかで、同じロンドンを本拠地に置くトッテナムがメンディの獲得に乗り出しているようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
トッテナムでは、2012年から所属しているフランス代表GKウーゴ・ロリスが、今季限りで契約満了。中東からのオファーがあり、それに対して前向きとも伝えられるなか、新守護神探しに動き出したようだ。
シーズン途中にアントニオ・コンテ監督を解任したトッテナムは、正式な監督を迎えていない。そうしたなかで、チェルシーからの新たな6年契約のオファーを断ったメンディを、キャプテンも務めたロイスの代わりにすることを考えているようだ。
チェルシーは、元トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が7月1日から指揮を執る。記事によると、「アルゼンチン人監督は、現在33人いるトップチームの選手を24人、25人くらいに縮小したがっているが、メンディを別のGKに置き換えることを希望している」と報じており、放出に動く可能性を伝えている。
トッテナムとチェルシーは、かつてチームスタッフや選手の取り合いがあり、関係が悪化していた。しかし、チェルシーのオーナーが変わって新たなスタートを切ったことに加え、彼らが資金を必要としていることからも、移籍が実現する可能性があるという。
2020年に加入して、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝にも貢献したメンディだが、スペイン代表GKケパ・アリサバラガが正GKの座を掴んだなかで、新天地を求めることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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