冨安健洋の「フィットネスは信頼できない」 アーセナル補強動向の理由を海外指摘

負傷離脱中のアーセナル冨安健洋【写真:ロイター】
負傷離脱中のアーセナル冨安健洋【写真:ロイター】

冨安の復帰時期は不透明

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、右膝の大怪我から復帰を目指している。戦列に戻れる時期は9月、あるいはクリスマスまで戻れないといった報道もあるなかで、海外メディアは「冨安のフィットネスは信頼できない」と補強を迫られているチーム状況に触れている。

 冨安は今年3月16日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦スポルティング戦で守備時に右膝を負傷するアクシデントに見舞われ、その後、同箇所を手術。詳細は明らかにされていないが、今シーズン絶望となる大怪我となった。

 現在は復帰に向けてリハビリに努めるなか、ミケル・アルテタ監督は記者会見で「冨安(の復帰時期)は3か月半、今は6か月かもしれない」と語り、当初の復帰時期よりも長引く可能性を示唆していた。

 北アイルランドメディア「Daily Cannon」は、「冨安の欠場により、ウィリアム・サリバの負傷が特に問題となった。アーセナルは右サイドバックの駒が足りず、ベン・ホワイトをセンターバックで起用することができなかった」と指摘。冨安に関しては、「体調が良ければセンターバックでプレーすることもできただろう」としつつ、「しかし、アーセナルにとって冨安のフィットネスは信頼できるものではなく、クラブは夏の補強を余儀なくされている」と現在の状況を説明していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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