アーセナルが今夏100億円のメガオファーも… オーバメヤンの代理人がドルト残留の舞台裏を暴露

イグアインを放出したナポリもオーバメヤン獲得に動いていたと明かす

 アーセナルが今季開幕前にドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン獲得に9000万ユーロ(約100億円)のメガオファーを出していたことが明らかになった。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 ヴィンチェンツォ・モラービト代理人が「私は今夏の移籍市場で、アーセナルがオーバメヤンに9000万ユーロのオファーを出したことを知っている。だが、ボルシア(ドルトムント)はオファー内容を知ろうとしなかった」と語っている。アーセナルはこれまで堅実な移籍を繰り返すことが多かったが、フットボール史上に残るメガオファーを出していたという。今季開幕前にDFマッツ・フンメルス、MFイルカイ・ギュンドアン、MFヘンリク・ムヒタリアンら主力を放出したドルトムントは、オーバメヤンへのオファーに対して首を縦に振らなかったという。

 ユベントスにアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを放出したナポリもオーバメヤン獲得に動いていたようだ。モラービト氏は「少し前にツォルク(ドルトムント強化部長)に電話をし、オーバメヤンについて話をしたが、間違いなくノーという分類だった」と明らかにしたという。

 オーバメヤンは今季9試合で11得点を記録し、ブンデスリーガのゴールランク首位に立っている。韋駄天ストライカーは常々レアル・マドリード移籍を希望しているが、ドルトムントがメガオファーに応じることはあるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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